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渡部宜行JTB四日市支店長の経済学経営学特殊講義がありました

経済学部
6月10日(水)13:00から、四日市大学9101教室で、経済学部の経済学経営学特殊講義が行われました。 
この日は、JTB中部四日市支店長渡部宣行先生を講師にお招きして「ツーリズムの力」の題で講演をしていただきました。 
まず「ツーリズム産業の仕事はこんなにある」として、「移動する:新幹線・電車・船など」、「泊る:ホテル・旅館など」、「買う:観光地のおみやげなど」などなど、ツーリズムに関連する多種多様な産業を紹介された後、ツーリズム産業の経済波及効果、三重県年別宿泊者数と日本の人口推移など、たくさんのデータを詳細にあげながらツーリズム産業の特徴、歴史的な推移、そして今後の課題と見通しについてお話しいただきました。
最後に、まとめとして「旅の力」というキーワードで、ツーリズム産業がこれからの世界や日本の社会にどのように貢献していくかということを強調されました。その「旅の力」とは次の5つの力です。 
「文化の力」・・・色々な国や地域の歴史、自然、伝統、芸能、景観、生活などについて学び楽しみつつ、それらの発掘・育成・保存・振興に寄与できる。 
「交流の力」・・・国際あるいは地域間における相互理解、友好の促進を通じ、安全で平和な社会の実現に貢献できる。 
「教育の力」・・・旅による自然や人とのふれあいを通し、異文化への理解、やさしさや思いやり、家族の絆を深めるなど、人間形成の機会を広げる。 
「健康の力」・・・日常からの離脱による新たな刺激や感動、遊、快、楽、癒 などを通じ、からだやこころの活力を得、再創造へのエネルギーを充たす。 
そしてこれらの4つの力を活用することで5つ目の「経済の力」・・・旅行・観光産業の発展による雇用の拡大、地域や国の振興、貧困の削減、環境の整備・保全など、幅広い貢献ができる。 
来年は伊勢志摩で先進国首脳会議(サミット)が開催されることが決まりました。そんななかで行なわれた今日の特殊講義でしたが、これら「旅の力」に着目して社会や地域の課題に応えて行こうとするツーリズム産業に関する講義を聴くことができたのはタイムリーでもあり、また大変大きな意味がありました。